先日の、夕食時。

主人から幾度となく相談されている案件。

「この鮭どうかなぁ～～～？」

「この鮭、旨いんだろな～～～？」

家計のお財布係の私に対しての相談ごとなので、もちろん商品購入＆代金支払いのこと。

以前にもこの手の相談を受けていたのですが・・・。

なんと、大人げなくも聞こえないふり・知らんぷり　プププッ。

ここまでの流れだけで考えると、

「一生懸命働いている旦那様に、鮭の切り身くらい買ってあげてよ」

「何も、趣味がこうじた高価なものをねだっているわけでもないでしょうに。

旦那さんがかわいそう」

「じゃ、いつもあなたが買っている、高級そうなパンやスイーツ系は許させると言うんですか？？？」

などど、さんざんなクレームめいた声が聞こえてきそうな予感がしているわけなのですが、まぁ、とりあえず話を聞いて下さい。

主人が喉から手が出るほど買いたがっていた、例の鮭の切り身。

一切れいくらだと思いますか？？？

何と何と、600円超え！！という驚愕の事実

じゃあ、逆に皆さんにお聞きしちゃいますけど、一切れ600円超えの切り身を

軽々しく購入できますか？？？それも、高級箱入りで10切れも！

私の中では、高く見積もっても、300円までなんですよね～～～鮭の切り身一切れの価値。

でも、結局こうしてブログに載せているという事は、買ったのです、最終的には。

その時の、決め手となった会話の一部始終

主人「これ、やっぱり旨いのかな～～」

私『たぶん美味しいとは思うけど、高すぎでしょ』

主人「塩引きって書いてあるから、たぶん旨いよな」

私『でも、あんまりしょっぱかったら、皆食べられないよ。って言うか、そんなに食べたいんなら、自分のお小遣いで買ってね』

というわけで、主人のお小遣いで買ってもらえることになりました。ケケケッ　ラッキー。

なかなか食べられないですよ、こんな高級品。

それから首を長くして待つこと数日。

届いたクール便がこちら↓↓↓

見るからに、品格がにじみ出てるんですもん、思わず笑っちゃいましたよ。

まさしく、鮭様様ですよね。

冷凍のままでも焼けると書いてありましたが、そこは、じっくりと冷蔵庫で一晩かけて解凍し、翌日早速グリルで焼いて食卓へ。

えっ？味ですか？

確かに、いつも食べている鮭の切り身とは別物でした。

煙が上がるほど脂がのっているわけでは無かったのですが、何となく熟成されているような感じで、そして、食べた家族が口をそろえて言ったのが、

『すごい！皮パッリッパリ』

大げさではなく、テーブルのあちこちでパリパリ　バリバリ・・・。

いつもと変わらず焼いただけなのですがね。

ただ、当の代金支払人の主人は、見たところ何だか満足度70％程度の様子。

何でも、”塩引き”と表記されていたので、もっとしょっぱいのを期待していたのだそう。

この健康志向がはびこるご時世、そんなにしょっぱかったら、販売数が減少しちゃいますよね。”減塩　減塩”の世の中なんですから。

スポンサーである主人の腑に落ちない顔を、チラチラ見ながら、パリッパリに焼きあがった皮にかぶりつく、私と娘夫婦でした。