何とも気まずい雰囲気・・・。

先日、主人と一緒に夕飯を食べに近所の喫茶店に行った時の事。

ワンパターンメニューしか頼まない私が、一応メニューを見るも、やっぱりいつものAセット。

主人はと言うと、いつもだったら私とは違ったタイプのBセットを注文するのですが、その日はチキンソテーのセットを注文しました。

私のAセットはライスと決められていたのですが、その日主人はパンの方をを選びました。

いやはや、どうして、お店で、食べるフランスパンてあんなに美味しいのでしょう。

外カリッカリの中ふわっふわで、バターがじゅわぁ~~~って。

何度か(まるでエサをもらうサルのように)ちぎって貰って食べていて、結構な量が私の胃袋に入ったことは言うまでもありません。テハッ。

運ばれてきた食事を、ムシャムシャと平らげ、

「さっ、帰ろうか」と席を立ち、レジのほうへ。

お金を支払おうとして、小銭がチャリーーーン、硬貨を2枚足元に落としてしまいました。

目をやると、シルバーの硬貨1枚はすでにレジの下の隙間に入っ行くところ、もう1枚は、レジ代の表面の木にぶつかり跳ね返って来るところでした。

ちなみに、跳ね返ってきた方の硬貨は100円玉。

急いで、レジの下に手を入れて探しましたが、何にも触った感触なし。

すると、レジのお姉さんが

「どうしました?」と。

『硬貨が1枚レジの下に入って行ってしまって」と説明。さらに、

「いくらですか?」

と聞かれるも、

「いくらかはわからないけれど、シルバーの硬貨」と私。

なかなか出てこないのを後ろで見ていた主人が、

「もう、いいんじゃないの??」と一言。

『えっ?なんで??お金が入って行ったのに??』と私もそこは粘ります。

男の人って、かなりの確率で、”こういう時こう言うだろうな”と想像するのって、私の気のせいでしょうか???

すると、そこへ手にほうきを持った年配の女性が参上!

「落としたのって、いくらですか?」とまたこの質問。

『いくらかは見えなかったんですが、シルバーの硬貨でした』と返事。

その後、ほうきで2,3回隙間をかき出したところ、出て来ました硬貨が1枚。

何と500円玉!!

「えっ!500円ですよ」と言いながら、500円玉を手にしたアルバイトの女の子が

「これ、どうすればいいんですか?」とポツリ。

で、何故かその後、そこにいた数人が数秒間の沈黙・・・・。

「お客様にお渡しして」と年配の女性が言ってくれて、無事私の手のひらに。

もちろん、その硬貨が実際に私が落としたものだっていう確率は高いし、確信してはいるけれども、落としたのがいくらなのかを答えられなかったが為に、味わったあの気まずい雰囲気(泣)(泣)

これが、実際に私が『500円玉が転がって隙間に入ってしまって』とハッキリ言えていたとしたら、もしくは、隙間から出てきたのが、1円玉だったり50円玉か、せめて100円玉だったとしたら、あんな気まずい空気にはならなかったんでしょうね・・・。

帰りの車の中、隣で運転する主人に向かって何度も

『これ、本当に私が落としたお金だよ!』

と、訴えかけた事はは言うまでもありません。

あっ、そう言えばイソップ童話に、「金の斧 銀の斧」ってありましたよね??

「あの~~、私が落としたのは、100パーセント シルバーの硬貨でした!」

「ただそれが、いくらだったのかが不明だったんです(泣)」


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