Thank you~~Taxi Driver ♪
先日、主人に頼まれて、翌日の出張のための切符を買いに、駅に行った時の事。
『わかった・・・』と快くない返事をして、いざ出掛けようとして、ふとした疑問が・・・・。
『ねぇねぇ、一体何処に車とめておけば良いの?』と聞くと、
「直ぐ裏側の駐車場なら、30分無料でとめられるからそこにとめて」と。
ここでもうおわかりでしょうが、今までに幾度どなく子供達やら主人の送迎で、すぐそばを通過しているにもかかわらず、関心のない事には全くと言ってもいいほど無知な私。
とにかく、一度頼まれた”おつかい”を放棄することも出来ないので、不安を抱えながら渋々出掛けることにしました。
駅のすぐ真裏とういことで、「あそこのことかな?」と言う見当はついていたので、ノロノロと近づいて行き見つけた《30分間無料》の文字!やっぱりここの事ね!と、4~5台分開いていたうちの一か所にバックで駐車しようとすると、
あれ?おかしいな~、車止めみたいなのがタイヤの片方にしかないような気がするけど、白線通りにとめてこうなんだから大丈夫だよね?(早くも不安要素)
その後、発券が必要かと精算機を見るものの、〔精算のかたは・・・〕の手順しか書かれていないので素通りして、自動発券機ではなく駅の窓口で駅員さんからめでたく切符を購入。
本当にこういったことには明るくないのです。お恥ずかしながら。
切符をバックにしまい、今度は駐車場の発券機へ向かうことに。
見ると、私のとめたところは3番。手順を見ると〔駐車したところの番号を押してください〕と書いてあったので、タッチパネルの”3”を押しました。
すると、またまた同じアナウンスが流れたので”3”をプッシュ→またまたアナウンス→「あぁ ”03”なのね!」とプッシュ→アナウンス→「えっっ?接触悪い?”03”だってば」とおそらく5~6回繰り返したでしょうか。
そして、次に頭をよぎったのが
”あ~~~!あたしってば最初に発券していないから、何分とめたのか機会が判断できないんだよきっと・・・、どぉ~しよう~~”
”そこに、管理事務所の電話番号が書いてあるけど、こんな事で呼んだら沢山お金取られちゃうよね、きっと” などなど。
悲壮感たっぷりで、精算機の前にたたずんでいると、すぐそばで乗客待ちしていた、タクシー運転手さんが、
「これか??」と言って私の車を指さしました。
『そうです』と返事を返すと・・・・
車の下を覗き込み
「バー上がっていめ~な~」と大きな声で。
訳が分からずに、そのままたたずむ私に向かって、さらに大きな声で
「まだ、バー上がっていめ~よぉ~」と。
?????な私も、かかんで覗き込んでみると確かに平らっぽい感じ。
お隣さんの車の下を覗き込むと、バーが高く上がっていました。
さらに、「止めでがら、30分経だね~ど上がんね~がら」と。
『あ~~~!そういう事なんですねっ!』
と、運転手さんのほうを見と、
「あ~~~たごどいつまでやっててもダメだわ。明日の朝までやってだってダメだど?」と言いながらタクシーの方へと歩いて行ってしまいました。
精算機と奮闘する私の姿を見て、気の毒がって見に来てくれたんですね!
ホッとして車に乗り込み無事脱出(笑)帰り際に、その運転手さんに
「有難うございました~~~!助かりました~~」と声を掛けましたが、心の中では
『Thank you~~~❕ Taxi driver~~❕』と声高らかに叫んでいました。
そして、運転手さん(やや高齢)も片手をあげて、バイバイの合図
何だか映画のワンシーンみたいじゃないですか??って どこが(笑)(笑)