石ころステーキ
さかのぼること三、四日前の夕食時。
その日の夕飯のメインディッシュは、分厚く巨大なステーキ
だいぶ前になりますが、娘から「値段のわりにそこそこ美味しいよ!」と聞いてあるスーパーで買ったもの。
以前にも二回ほど買って食べたことがあり主人とも”この値段でこれは当りだね”と話していました。
週末に、用事の帰りににわざわざ立ち寄ったスーパーでのお目当ては、もちろんそのステーキ肉とシラス(笑)
『あっ、あったあった!!相変わらず真っ赤っかで美味しそうだな~~』
450グラム超えなため、一枚(1パック)買って主人と半分こする事に。
もう1パック買って、帰りに実家に届けてあげようっと。
話が前後してしまいましたが、そんなこんなで、ステーキディナー当日を迎えたわけです。
あっ、お義母さんは肉は食べないので、確か焼き鮭と瓜のお新香で食べたと思います。
以前に、焼く前に冷蔵庫から出しておくようにと何かで言っていたので、主人がお風呂から出るタイミングで焼き始めるべく、スタンバイ。
裏表に塩コショウも振って、風味付けのニンニクもスライスして準備万端。
いざ焼き始めると、目お疑うようなものすごい油跳ね(泣)
細かい油の粒が上昇気流に乗って上がっていくのが目に見える
”これ絶対に、あたしの顔と髪の毛にもついてる事確定・・・。”
でも、我慢 我慢!美味しいステーキの為だもの ウン!
ステーキのソースは、我が家での定番 “ステーキ○○” のたれを用意。
さぁ!焼きすぎに注意して、美味しそうに焼きあがりましたよぉ~~~。
焼きあがったステーキを主人が先に食べ始めて・・・んっ?何かブツブツ言ってる??
『えっっ?何?』と聞くと、
「かたくて切れないんだけど・・・」ギコギコギコ(お肉を切る音)・・・と困惑気味。
ガァ~~~~~ン!えっ? マジで?
どれどれと私も同じくギコギコギコ・・・えっ?かたっ!
案の定、口に入れてもかたさは同じで、嚙み切るのも一苦労 ふぅ~~~。
それならばと、かなり小さく切り刻んで食べてみるも・・・やっぱりなかなか飲み込めない
何個かチャレンジしたのか、嚙みかけのお肉をティッシュに出して、たまりかねイラッとした主人が
「もう、こんなの捨てちゃえよ~~」とすかさず一言 (笑笑)
『え~~~っ、せっかく買ってきたのにもったいないじゃん!いいよ、あたしが全部食べるから』と私。
ですが、それから二切れ程食べ(あいにく、かなり筋張ったところ)やっとのことで飲み込み、5分も経たないうちに早くもギブ (笑)
残りは三角コーナーへとお別れすることとなりました。
主人は、前日の残りの鶏&豚のザンギをレンジでチンして、ご飯を食べる羽目に・・・トホホ。
”そんな大げさな❕”と思う方もたくさんいらっしゃるかと思いますが、残念ながらあれは本当にそのレベルかと・・・。
そもそも、よくよくパッケージを見たら、下手すればグラム当たりの単価が豚肉よりも安い牛肉を買ってきた私に罪あり??
今も冷蔵庫の角っこに、、ひっそりと寂しく”ステーキ○○のタレ“だけが置いてある事は言うまでもありません。
えっ?実家に届けたもう一枚がどうなったか知りたいですか?
”このグラムでこの値段はあり得ない!と、カレー用にと冷凍したそうです
それはそれは、的確な判断で・・・パチパチパチパチ
『えっ?でもあのお肉、ステーキ用だよ』←←まだ言ってる