夏の便り🍅
この時期になると、必ず届くものがあります。
届くと言っても、宅急便などで、若いイケメンの配達員のお兄さんが配達してくれるわけではありません。
かなり年老いた(満90歳)、ほぼ直角に腰の曲がった実家の父が、軽自動車に乗って届けてくれます。
それを、新鮮なうちにと皆にお裾分けするのが毎年の恒例に・・・。
実家には敷地内に狭いながらも畑があり、そこで栽培+収穫したものを持ってきてくれるのです。
高齢なのに加えて、数年前に大病を患い、今現在も健康優良爺(けんこうゆうりょうじい 笑笑)とはお世辞にも言えません。
なので、「無理して作って持って来てくれなくても大丈夫だから!」
「スーパーでいくらでも買えるんだから」
と言ってるのですが・・・。
万が一、畑で倒れでもしたら大変ですからねっ。
元気な頃は、このほかにも、ラディッシュやほうれん草、きゅうり・トウモロコシ・ネギ・白菜・大根、そして、年末には白菜や大根を漬け物にして持ってきてくれたりもして。
ある時、皆で分けた、たくあんと白菜の漬け物をビニール袋に入れてしばらく放置して、色々な臭いが混ざり合い、とんだ異臭騒ぎで、玄関前が大変なことになったことがありましたっけ (笑)
それにしても、この暑い中、収穫してわざわざ持ってきてくれるその親心。
涙 涙ではありませんか! ←←← ウソ泣き臭がプンプン
私も親になって、もうかなりの年月が経ちますが、ここ数年でそんな気持ちをかなり実感するようになりました。
嫁いだ娘や離れて暮らす息子に、それこそ可能であれば、毎日でも日用品や食料など色々届けてあげたいと思う今日この頃。
それに対し、「自立心の妨げになるからよしなさい!」といい塩梅にセーブしてくれる主人。
比較的 甘あまな子育てをして来た私(本人まったく実感なし)には、そんな主人が丁度いい存在なわけです。
🍅トマト大好き人間の私は、それこそ一年中買って食べていますが、父の作ったトマトは、ものすご~~くトマトの匂いがするんですよね。トマトだけに
(一応 褒めてみた)
キッチンにおいておくと、それこそ、ぷぅ~~~~~んて。
そして、ねっとりしていて、味も濃くてトマト100%って感じなんですよぉ~。
あっ、トマトが苦手な方にはごめんなさい。
「親になって初めて」とはよく言ったもので、これを”当たり前の事”と感じてはいけないんですよね。本当に 感謝 感謝です。
月日が経って、ウチのお嬢ちゃま、お坊ちゃまたちも、こんな風に感じてくれる時が来るんですかね~~~。