ガサ入れには不向き?

昨年に取り掛かっていた夜間工事も終了し、残されていたのは莫大な量の書類の作成。

とは言え、ほとんど工事に携わっていた従業員が作っていたので、“朝から晩までパソコンと、にらめっこしている様子を横目に見ながら、“大変そうだなぁ〜“と…。

それでも、いよいよ終盤、追い込みになると事務員までに仕事が流れて、2人でせっとこなしていました。

“11、12日の連休までにはなんとか終わらせるぞ!“

と、言う事で、作業もクライマックスに差し掛かった先日、工事の契約当初に必要だった関連業者等の契約書のコピーを綴じ込みするのに、

『あれ貸して、〇〇会社の契約書』

と、従業員

「あっ、ハイハイ」

と、私。

机の上の、山積みになった書類の重なったところをガサゴソ…(年明けから山積みってのもどうかな…ハハハ)

『あっ、あったあった』と関係書類をまとめてあるクリアーケースをとり、どれどれと中をペラペラ

別な会社の契約書やら、他の書類は次々と出て来てるのに、見つからない。

「ねえ、それって私が預かってたっけ?」

「えっ?何色だっけ?グレーだったよね たぶん』

「そう言えば、途中で持ち出して使わなかったっけ?」

「だっておかしいよ、私、全部まとめておくもん」

と、必死な感じの私に対して、冷静な従業員。

『俺、会社の印鑑の押してある書類の原本は、持ってないですよ』

と、力説。そう言われてみればそうだよね。今までも。じゃあ、やっぱり持っているのは私か?

と、再びガサゴソと机の上の書類を片っぱしから見るも、見つからない。例のクリアーケースの中は、それこそ3〜4回は見直しましたが。

「え〜〜、無いよ、ヤバいじゃん!どうしよう〜」

と、ここまでなら普通の会話。その次からが問題。

「ねぇ、(従業員の)机探させて!あるよ絶対そっちに」

だって、机の上に書類が散乱していて、見るからに怪しい

『良いですけど、あとでね、今これやってるから』と、当たり前の返事。そうだよね?見るからに忙しそうだもんね 笑笑

と、そこへ一本の電話が。

「う〜〜ん、わかった、今から行く」

えっ??出掛けるの?えっ?じゃぁ、探せるじゃん!

従業員が席を立つよりも早い感じで、ズカズカと接近して、手早に書類をガサゴソ。

肝心なものは見つからないのに、ボールペンやら消しゴムやら定規やらクリップやらが出てくるわ出てくるわ…『あっ!無い無いってってここにあったじゃん』

“違う!違う!こんなのもを探してるんじゃないのよ“

すると、向かいに座っている事務員が、

『〇〇ちゃん(私の名前)、もしかして、また、色で探してないよね??色じゃなくて、ちゃんと書類見て探しなよ』と。

そうそう、何を隠そう、私って探し物をする際に、その物の“色“を手がかりに探すクセが。

たげと、ものすごーーーく、探し物は得意で、自称“探し屋“を名乗っているほどです。ケケッ。

“だけと、おかしいなぁ〜〜これだけ探しても何処にもない、困ったなぁ“

すっかり落胆し、トボトボと自分の席へ……でも、こうしている暇はない、捨てて無いなら絶対に何処かにあるはず!

もう一度、一から探すことにし、再びあのクリアーケースを手に、ペラペラと、するとまもなく

『あった!』と私。

ちょうど後ろでコピーをとっていた事務員も同時に

「フツーにあったじゃん!」

『え〜〜っ!だって、さっきから何回見たと思ってんの、このファイルの中!』と不本意そうに言い捨てる私に

「だから〜〜!色で探さないでっていってたじゃん!!」

『……そうだよね…次からは気をつける…』

と、前にも言っていたらしい  トホホ

言われてみれば、私がものを探すとき、探してあげるときに必ず確認するのが、全てにおいて “色“

でも、この方法って意外とすぐに見つかるんですよ。

しかしながら、今回の場合、その色が違ったんです。

以前までは、グレーだった用紙がなんと!白に変わってた。(しかも、厚手の紙だったのが薄っぺらになってるし)

これじゃぁ~、無理無理!!見つけられません。

だって、グレー→白になってるなんて、想定外の出来事 いつの間に?

そんな私の心の中が透けて見えるかのように、

『人のせいにしないで、これからは“色“で探すのはやめなっ!』

との正当な忠告。

そして、忘れてはならない外出中の従業員へ連絡。

何だか思いっきりバツが悪いけど仕方ないな…。

『あった』と一言。あとは帰って来てから説明しよう

それにしても、これじゃぁ、“ガサ入れ“とかできないですね。そもそも刑事ではないですが。

重要な証拠となり得るメモ紙が、バリバリの色付きなんて考えにくいですものね 笑笑

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