とんだご無礼をお許し下さい
先日、以前にお世話になっていた平の(笑)営業マンさんが、ものすごーーーく、出世されたのちに来社されました。
しかしながら、私の中ではウン十年前のままで、時の流れが止まったような感じがしてしまって 笑笑
少し前に電話で話した際にも、受話器を取って暫くは敬語で話していたものの、時間が経つにつれてついつい馴れ馴れしくなってしまって。
いえっ、言葉遣いだけなら100歩譲って許されるかもしれないのですが…今回の場合はチョットだけ違って
事前に来社される旨を電話頂いた時に、『お土産を持って行くから』のような事を言ってくださって、
それも、花🌸の東京土産 “誰もが知る老舗の
例の “〇〇やの羊羹“
たいていの人ならば、『有難うございます。でも、どうぞお気遣い無く』とか、『あっ、それすごく有名ですよね。嬉しいです。楽しみにしています』
などと、流れるような言葉で返答するでしょうに…
ただ、そこが私。何を隠そう、私って…
近しい人なら誰もが知っている“チョット失礼な人“
この歳になって、それでは済まないのですが…
脳内ブレーキがかかる前に、ついつい出てしまう本音
『あっ、お土産それじゃ無い方が良い。私あんこが苦手だから、洋菓子の方が良い』
…普通言わないでしょ?こんな事!!でも、もう口から出てしまった言葉は無かったことには出来ません
ですが、受話器の向こうから聞こえてきたのは、
『そういう事も、言ってもらった方が良い』
と、何とも温かいお言葉。なんて良い人なの!!
と・・ともにやって来た自己嫌悪。私って何でいつもこうなの……悪い人
電話を切った後に、向かいの席に座って会話を聞いていた事務員の呆れ顔をみて、先ほどの私の失言について聞くと、
『言ってた言ってた、ついに!やっぱり言ったな!って思った』と。
そうそう、何を隠そうこの言葉は、数年前から“いつかは言おう!”いう機会があったら言おう!“と、心の中でしたためていた言葉 やっぱり私って心底の悪(わる)?
その会社さんからの手土産は、いつも〇〇やの羊羹
それはそれは、皆んなの憧れの高級ブランド羊羹
しかしながら、あんこの苦手な私は今迄受け取る時に
“顔で笑って心で泣いて“状態…直ぐにわかるんです
だって、ずっしり重くて、紙袋まですごく立派で威厳があるんだもん!
ですが、手土産を頂くぶんざいで、
『これじゃなくて、違うものの方が嬉しい・・・』
なんて、普通の神経だったら言えないですよ、普通!心臓に毛でも生えていなければ・・・。
でも、今回言っちゃった!言ってしまった!
それも、それも、社長さん本人に
これは、私の神経の図太さ&図々しさはもちろんですが、その時の場の雰囲気や、相手の持ち合わせた心の許容範囲の広さを確信してしまった故の、私の心の緩みから出てしまった言葉では無いかと、あくまでも都合良く分析。
“あっ、今だったら、この人だったら言っても許されちゃう?“的な。
でも、私がのちに事務員に
『でもね、“そういう事も、言ってくれた方が良い“って言ってくれたよ』
と、苦し紛れに言うと
「ふつうそんな事言われたら、そう言うしか無いじゃん!」と……。
確かに。
そしてそして、当日に買ってきてくれた手土産がこれ↓↓↓
あ~~しってる~~!!これって 前にも買ってきてくれたやつだ!!
見てください、何ともゴージャスなゴールドパッケージ&箱&紙袋 笑笑
もちろん、中のお菓子もサイコーです。
パッケージを開けると、ほらね?オシャレにプリントされたクッキーでキャラメルソースをサンドしてあって、そもそも、見た目がまずおしゃれ
やっぱり、田舎のお菓子とは違う!!
うわぁ〜〜お!クッキーとサンドされたキャラメルがベストマッチ 美味しい~~!
こうなると、やっぱりあの時言って良かった!かな?
結果、こんなに美味しいものにありつけたんだから!
無礼を承知で言っちゃって良かった?ん??
そして、恩着せがましく社員や家族にお菓子を配る私の性格って、一般的に言ってどうなのかな???(笑)
こうして、反省の色も段々と薄れていく中で、この先も同じ過ちを犯す事は間違い無いでしょう。ケケッ。