先日、夜のこと。

翌日に出掛ける予定のある息子が

『オレ、もう寝るわ』

と、トントントンと、勢いよく二階に上がって行ったと思ったら、間もなく

『母さぁーーーん！チョット来てーー！』と。

「なぁにぃ〜〜〜？？」と、半ば面倒くさそうに私。

“何か物を移動するのに手を貸して貰いたいとか？“

まだ、引越しできた際の荷物が片付いていないみたいなので。

すると、さっきより声を大きくして、

『早くーーー！オレ、ウ〇〇ふんじゃったかも！！」

えっ？えーーーー？！踏んじゃったって…なんでそんなの落ちてんの？

急いで椅子から立ち上がり（さんざん呼ばれてたのに今まで呑気に椅子に座っていたのかーい！）、階段に駆け寄ると、手すりに掴まり片足ケンケン状態の息子　笑笑

お風呂場に向かった息子の後を追うと、そこには

パジャマのズボンをまくりあげ、片足で足の裏にシャワーをかけ、石鹸をつけ念入りに手のひらで足の裏を洗う息子の姿が…。

不謹慎だとわかっていても、笑いがこみ上げてきて　ケラケラケラ…

『笑い事じゃないよ！なんで俺がこんな目にあうわけ？』

『早く二階見て来て！トイレの前！』

「そんな事あり得ないよね？いくらなんでもウ〇〇が落ちてるなんて！！」

と、言い放ちドンドンドン（私の重量の場合）と二階へ駆け上がり、トイレのドアの前へ。

“何処にも落ちて無いじゃん！って言うか、花粉飛散と共に部屋干し生活に突入しているので、よく考えたら、今日は何度もこの場所歩いていたわよっ。

そこへ息子が現れて、

『ホラ〜〜！コレもそうじゃん』

と指差していたのは…薄っぺらな黒い物体！

『どうりで臭いと思ったんだよな、今日、ここ』

と息子

「だけど今朝、トイレ掃除したけどなかったよ、こんなの、それにここ歩いてるし」

目を凝らしてよく見ると…んっ？

「それ違うよね〜泥じゃない？ちょっと臭い嗅いで見て」と私

（あくまで危険な事は息子にやらせようとする母親笑）

“えっ？マジこれ泥だったのか？と思いはじめたのかか、あっさりと人差し指に貼り付けて、クンクン。

『んっ？？泥だわ、これ』

「ほらーー！やっぱりね？落ちてるわけ無いよ、そんな物　そもそもどうやって落ちるわけ？笑笑」

ここで、息子もやっと安堵した様子　ホッ　とにかく違って良かったね

それにしても、なんで泥なんて…

そう言えば、前夜の水道工事で、まさに泥だらけで帰って来た主人の作業服とヤッケ。

一応屋外にある、汚れ物専用の2層式洗濯機で2度洗いしたものの、室内に持ち込んだ為に“ぽろっ“と落ちたのかな？

洗い→すすぎ→脱水　までしても洗濯物にしがみ付いていた泥のかたまりって、凄すぎでしょ！

よく朝の朝食時に、昨晩その場に居合わせなかった主人と娘を、その話で笑わせようとしたのは言うまでも有りません。

ですが、勘違いとは言え、話題性がチョット問題だったかも…。

話を聞いた時の娘のけげんそうな顔が…チラリ

そう言えば、少し前の夕食時に、確か南米でバッタの大群が発生したというニュースの映像が携帯に送られてきて、隣にいた娘にも見せようと

『バッタの大群だって！見て』と…すかさず娘に

「食事中〜〜！」と、喝を入れられて。

学習しないデリカシーの無い母を、どうぞお許しください。