少し前に、去年頂いたむき栗が、ビニール袋に入り冷凍庫の奥底～～に、半ば乾燥気味になって追いやられているのを発見！！

栗も買えば高価らしく（栗にあまり関心がないもので・・）、ほんのりと甘く煮ていただきましょうと、鍋でコトコトやるうちに

いや～～崩れるわ崩れるわ・・・・なんてこっちゃ～～～～状態。

でも、砂糖しか入れていないので不味いわけはないと確信し、その後も弱火にかけて無事に煮えました。

栗ってちっちゃいわりに、なかなか煮えないものなんですね。

タッパーに入れて冷まし、後で皆でいただきましょう！

 

次の日の朝食時、そっそく前日に煮た栗をテーブルに出しましたが、何故かだ～～～～れも手を付けない。

栗の形にはほど遠いけど、れっきとした栗ですよ！

そこで、さすがは我が娘、勇気あるわ

「これ何？？このタッパーに入ってるやつ」

『栗だよ、美味しいよ』

「大丈夫なの？？？」

『なに？大丈夫って・・・』

でも、そう聞きたくなる気持ちもわからなくもない、色も少し悪いしね(笑)

私も隣に座り、勇敢な2人が試食タ～～～イム。

モグモグ　モグモグ・・・　ハイハイ　普通に栗の味です　美味しいです！

もう少し砂糖を入れても良かった位のほんのりとした甘さで、2人は地味～～に食べ続けます。

こういう時って、本能的に大きな塊から取って食べてしまうものですね。もちろん、家だから出来る事(笑)

口に入れようとした次の瞬間、栗がエプロンの上をコロコロと転がり床に落ちたーーー。

栗なんて踏んだら大変！！と思い前かがみになりながら（意外と辛い体勢）、前後左右をキョロキョロ。

あれっ？無いよ・・。自分の両足を持ち上げて見ても・・無い。娘に足を持ちあげてもらっても　無い・・・。

しまいには、椅子を引いて立ち上がり前傾姿勢を取って見回しても何処にも無い・・・。

『〇〇（娘の名前）～～～、栗が何処にも見当たらないんだけど～～』

「ちゃんと探して～～～」　　娘のこの件についての関与はこの一言で終わり・・・こんなものですよ。

それにしても、何処に行ってしまったの？？栗の神隠しなんて聞いた事無いよ。

それならと、ほうきと塵取りを持って来て　テーブルの下全体を履いてみましょう

あんな体で（煮崩れた体で）そんなに遠くへ逃げられるわけないんだから！！

もはや、指名手配中の犯人の捜索の様になってます(笑)　　ですが、見つからない・・・

と、次の瞬間　”見～～～つっけた～～！！”

『〇〇～～、〇〇～～、あったよ、あった～～！』

「何処に？？」と遠くから娘。

『ママのズボンの裾の所～、折ってある所に入ってた～～』

「良かったね～～」

あれっ？口調が意外とあっさり・・・嬉しくないの？見つかったんだよ！！栗・・

そうだよね、親身になって探してくれてないもんね、そりゃそうだよね・・

 

最後まで読んで下さって、こんなオチですみません。だいたいが、私のプライベート？生活全般？？人生？？？

人を巻き込んで大騒ぎして、こういったパターンで”サッ”と終わる事が多いです。

ご了承ください。

 

あっ、見つけた栗には何だか情が湧いてしまっていて・・・

だって、エプロンからズボンの裾のところまでの足取りが分かったんですよ！！うっすらと跡が残っていて（汚れてて）

でも、なんだかんだ言っても、悩んだ挙句ポイしちゃいました。（口の中にではないですよ）