最初に言っておきますが、今日の私の行動を改めて振り返ってみて、まさに“迷惑おばさん“だったなと、つくづく反省してます。

娘婿が、昨晩（土曜の晩）と今日（日曜）、用事があるとのことで、昨夜から泊まりに来ていた、娘と孫。

それならばと、今日は、車で20分ほどの茨城空港へ連れて行き、孫に「近くで飛行機を見せてあげようじゃないか！」という事に。

そういえば、前に主人の空港送迎した時、帰りがけにチラ見した際、空港近くにある“そらら“という、ちょっとした売店が立ち並ぶところに、動物と触れ合える場所があった事を思い出し、夫婦揃って、がぜん連れて行く気、満々。

昨晩から、楽しみにしていました。

とは言うものの、当日の生活軸の中心は、まだ、一歳にもならないお孫さま。

毎日のルーティーンは崩すことができないので、出掛けたのは、プチお昼寝終わりの午後。

荷物をたっぷり詰めたバックを肩にかけた娘の姿を見て、ウン10年前の自分の姿を懐かしく思い返しました。

まさに、子持ち＝荷物の多さが尋常じゃない

って、暗黙の了解ですね。

ただ、娘が言うのには、私に似て、何かと不安になりあれもこれもと、常に荷物多めだそうです笑

行きの車の中で、主人が、

「飛行機の発着便の時間、確認して」と。

そうだよね！どうせだったら離陸の瞬間とか、近くで見せてあげたいもんね。

なんせ、1日の便が少ないから、どうかなぁ〜と不安視したものの、うまい具合に40分後くらいに、ちょうど出発便が控えてました。

現地に着いた後、とりあえず、ヤギさんと、うさぎさんでも見せてあげようと、“そらら“へ。

ベビーカーに乗った孫は、無表情でムシャムシャと草を食べ続ける、黒と白の2匹の様子を不思議そうにガン見していました。

続けて、隣の小屋にいたウサギの前に連れて行っても、じーーーーっと身動きひとつしないうさぎを、同じく孫もじーーーーっとガン見していました。ヤギという生き物の存在も、ウサギという生き物の存在もまだ知らない孫なのだから、反応はざっとこんなもんなのかと、大人3人はやや拍子抜け。期待が大き過ぎた感が否めませんでした。

そうこうしているうちに、飛行機の離陸時間が迫ってきました。

急いで、車に乗り込み移動開始。

空港利用者と送迎者用とは別に、見学者用の駐車場がありました。

さてさて、急いで空港ビル２階の、外の見学出来る場所へ向かうと、先着の方々が沢山！驚きました！老若男女、皆んな、飛行機が大好きなんだね

目の前には今から大空に飛び立つ大きな飛行機。

みんな、それぞれに写真を撮ったり色々です。

定刻を数分すぎて、車輪止めが全て外され、いよいよ離陸体勢に入り機体が動き出しました。

『ホラホラ、動き出したよ、ホラ！』

『じ〜じ、良く見えるように肩車してあげて！』

と言うも、当の本人は全然飛行機なんて見てなくて、隣にいた小学生の事が物凄～～く気になっている様子。いつの世も　子供って子供のことが大好き！

↑おっと、これじゃ、“肩車“じゃなくて“頭車“ですね（笑）

『ほらっ、あっちだよ、あっち！』とゆび指して教えるも、私の指なんて掴んじゃって、全然滑走路を動く飛行機の方を見てくれません（泣泣）

『あ〜あ〜、もぉ〜〜、飛んで行っちゃうよ〜』とメチャクチャ焦る私。

えっ？その時、後ろで見ていた娘は？ですか？？

必死に孫に飛行機を見せようとする私の熱量と、それが全く伝わらずに、キョロキョロとあちこちを見渡す孫の、チグハグ加減にお腹を抱えてずっと笑ってましたよ。失礼な　プンプン

その後も、めげずに

『ほらほら、そこそこ、ほらっ、飛んだよ〜〜』と夢中で指さす私の方をやっと向いたと思ったら、挙句の果てに、今度は、私がかぶっていた帽子を取ろうと必死で手を伸ばして来るありさまです。

あーーもーー疲れたよ、ふぅ〜〜。

ただし、被害者は私だけではなかったようです。

より高い位置で、見せてあげようと肩（頭？）車　笑笑　した主人もその一人。

足で、かけていたメガネをガツガツやられたみたいです（笑笑）

全く、“祖父母の気持ち孫知らず“ですよね。

その後、我に帰って周りを見渡し、猛反省（汗）（汗）

離陸の瞬間を美しい写真や、躍動感ある動画に収めようとしていた方々の姿。

おそらく、”迷惑おばさん”そのものだった私の声が、飛行機のエンジン音に負けないくらいの大音量で録音されてしまったかも知れません。

それも、何度も何度も同じ言葉をリピートしてしまった、しつこいくらいの大音声が…（恥恥）

周りが全く見えなくなるって、こーゆー事ですよ。

『あの時に、周りにいた方々、本当に申し訳ございませんでした』←←今更だけど、伝われ、この気持ち！！（謝　謝）

と粛々と反省していた私ですが、帰りにはしっかりと、“そらら“に寄って梨とバニラのミックスソフトクリームを食べてから、帰途に着いた事は言うまでもありません。てへっ。

あっ、例の負傷した爪、相変わらず真っ黒ですが、だいぶ良くなってきましたよ。