は〜な(花)が咲いた
数日前から、期待して楽しみにしていたこと。
8年ほど前に、100円均一で購入して、大切に育てて来たサボテン。
購入時は、それこそピンポン玉ほどもない大きさのまん丸の小ぶりな形でしたが、8年かけてじっくりと成長して、一昨年あたりに株分けも出来ました。
株分けと言っても、植物には全然詳しくない私ですので、そう、たいそうらしいこともしていません。
植木鉢からはみ出でしまって、重そうにぶら下がってしまっていた部分を、ただただ他の植木鉢に植え替えただけの事です。
そのサボテンに、数日前から変化が訪れました。
玄関先に置いてあるので、毎日の変化のチェックは欠かしませんでした。なんせ、必然的に目に入るものでねへへへっ。
最初は、白っぽいホコリがついているのかと思い、手で払おうとすると「えっ?これってホコリじゃない!」「えっ?まさかの???」
そうです、8年かかってやっとつぼみが付きました。
それからは、家族や従業員はもちろん、来る人来る人皆んなに見せびらかしての自慢大会。
えっ?だって嬉しいじゃないですか!8年越しですよ〜〜。そもそも、最初から、つぼみなんて付くと思ってなかったですもん。
それからは毎日毎日、つぼみの観察。
米粒大の毛むくじゃらから、あずき大、大豆を細くした様な毛むくじゃらに変化していって、昨日の夕方には黄色がだんだん濃くなって来ていて。
皆んなが、「黄色の花が咲きそう」という中で、私は『ピンクかもよ?』と言い張って。
以前に、お客様の家で、大きめのサボテンがピンク色の儚げな花を咲かせていたのを思い出して、何だか自然とそんな気がしていました(願望)
そして今朝、ポストに新聞を取りに行った主人が早足で帰ってきて、
「咲いてる!咲いてる!早く来て」
「写真、写真撮らなきゃ!」と大興奮(笑笑)
『待って、待って、今手が離せない』
という私に、
「いいや、じゃ、俺が写真を」と、携帯片手に小走りで玄関へ向かう主人の姿が。
『あっ、ちょ、ちょっと、やっぱりいいや、私が写真撮るわ〜。パパの写真何だか心配だわ〜』
と、相変わらず失礼極まりない言葉の私が、携帯を持って後を追いかけます。
結局、2人して“パシャ パシャ パシャ“と連写大会 笑笑
決して、豪華でもなく、華やかでもないけれど、こんなに可愛らしい花を咲かせてくれました。
一生懸命に咲いてる感じが、すごーーーく愛おしく感じてしまいました。
来年は、株分けしたもうひと鉢の方にも、花が咲くといいなぁ…。
そして、同期の他のサボテン達も頑張って、ここで一花咲かせて欲しいと、心から思った朝でした。
出来れば、今度はピンクのお花なんぞををひとつ
数時間後、お昼近くに出掛けようとふと見ると、何と今度は花びらが少し閉じてしまっていました。
きっと、明日の朝にまた可憐に咲いてくれる事でしょう パチパチパチ
そして、明日は従業員とその他にえ〜〜っと、誰に自慢しよっかなぁ〜ウズウズ