上には上が…

先日、実家の父親の誕生日に出掛けて行った時の事。

しかしながら、プレゼントというプレゼントを買って行ったわけではなくて。

『もう直ぐ“父の日“も来るし、その時一緒で良いか』っていう安易な考えもあって でへへへっ。

その代わりといってはなんですが、お寿司とケーキは用意していきました。

お正月以来かな?久しぶりにテーブルを囲み、年老いた父親と一緒に食べる食事は、ちょっぴり大袈裟ですが、感慨深いものがありましたね。

お腹いっぱい食べたお寿司の後には、買って行ったおしゃれなケーキ。

実を言うと、去年買って行った時に、父親の年齢をうっかり勘違いして、本来は91歳だったのを92歳のロウソクを…。

気まずい雰囲気の中、当たり前ですが〈9と2〉のロウソクは使えずじまい。

「お父さん、来年使うんだから、無くさないでしまっておいてね!」

と、なぜか強気に出てきた娘の言葉を忠実に守り、一年越しに引き出しの中からゴソゴソと出してきました(笑笑)

おしゃれな飲み物なしで、みんなでケーキを食べている中、主人が最近のお気に入りの“私のドシ話”を「話せ、話せ!!」とうるさくて、『えっ?なんで今?面倒だな…』と思いながらも渋々と話すことに。

「この話、メチャクチャ面白いから」と勝手にハードルをあげるもんだから、話しづらいったらありゃしない!まったく〜〜。

少し前のこと、病院で診断書を取らないといけない事があり、受付に申し込みに行きました。

出来るのに数日かかるとの事で、出来上がったら電話を頂けることに。

そして数日後、早速電話がありました。

『わかりました。2、3日中に伺います。

で、おいくらですか?』

との私の問いかけに、

「〇〇400円です。」と

『えっ、400円ですか?』

ここでいきなりの余談ですが、その言葉を聞いた時の事務員の驚いた顔が面白かったな、ぷぷぷっ。

「いいえ、〇〇400円です」

『………、あ〜〜〜、わかりました!

5,400円ですね?有難うございます』

電話を切ったあと、事務員が

「診断書が400円なわけないじゃん!住民票じゃないんだから!まったく〜〜」の言葉に、

『だって、“誤診”400円って聞こえちゃったんだもん』と私。

「えーーー!お医者さんが“誤診“なんて言ったら大変!それなのに、400円もとるなんて」

そのあと、2人でお腹を抱えてしばし大笑い、ゲラゲラゲラ

と言う、この話に主人が最近ツボってたので、

その日実家の父と兄に話すも、大爆笑どころか、しーーーーん。

それどころか、一体この話の[何がどう面白いのか]の説明までしなきゃならなくなって……。

だから言ったのにーーー!まったく。

その後、何事もなかったように、兄が話し始めました。

夜中、寝苦しかった日の翌日に、父親が

『いやぁ〜〜〜、昨夜、掛けている布団がメラメラと燃えている夢を見たもんだから、夜中暑くて暑くて仕方なかったよ』

と、言ってきたから、

「昨夜は暑かったから、オヤジ以外のみんなも寝苦しがったと思うよ」

と、言って納得させたそう。

それにしても、掛けている布団がメラメラ燃えてる夢って(笑笑笑)

私にしたら、そっちの話の方が、ツボってしばらく笑いが止まりませんでした。

いやぁ〜〜、上には上が居るもんですよ、ねぇ。

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