三年ぶりの・・・。
私達の住む地域のお祭りが、三年ぶりに開催されることになりました。
コロナも完全に収束とはいっておりませんが、おそらく実行委員会の方々や関係者の方々の幾度にも渡る話し合いの末に、決行する事になったのだと思います。
もちろん、賛否両論が飛び交ったという噂も聞こえてきていました。
3日間に渡り、各町内ごとに山車や獅子を引きながら町を練り歩くというもので、それはそれは、賑やかなイベントです。
”常陸國總社宮例大祭(石岡のお祭り)”と呼ばれ、関東三大祭りのうちの一つにも選ばれています。

なので、写真家の方々が訪れたり、そうそう、昔はテレの中継車などもきたことがあります。
子育てを終えた今、お祭りの参加はもとより、観に行く事もなくなりましたが、子供たちがまだ小学生だったころは、保護者の参加も必要だったために、
①体力無し+②日焼け嫌い+③汗かくのイヤ の三拍子揃った私が、付き添って参加したものでした。
今考えると、参加していた最後の数年は本当に大変でしたね~~~。
それまで、参加者の食事の煮炊きをやってくれた近所のおばちゃん達が、高齢のために引退することに。
なので、私達(比較的)若手のママさん達が当番制で参加者の食事を作る事になり、食事の準備&子供達と一緒にお獅子と巡行(半日~一日 街を練り歩きます)でヘトヘト・・・。
でも、これでは終われないのですよ!悲しいことに(泣)
疲れた体にムチ打って、汗まみれになった、伴天とダボシャツと股引のお洗濯が待っているのです。
翌日の朝にはまた袖を通さなければならないのです。
「じゃぁさぁ~~、そんなに大変なら何枚か買い揃えればいいじゃん!」
と、おっしゃる方もいらっしゃるかも知れませんが、祭礼用品て、どれをとっても意外と高いのですよ。
ましてや、子供達なんてすぐに大きくなりますから、来年にはもう着られなくなることが見え見えなので、そこはケチります(笑)
ましてや、うちは娘と息子だったので、おさがりを回せるように、わざわざ娘を誘導尋問しつつ多少我慢させて、息子に回せるような色・柄のものを買ったのにも関わらず、いざ、着られる頃になると、
『俺は龍の黒いヤツが良い!!」
の一点張りで、一歩も引かず、結局買う羽目に・・・トホホ、作戦は上手くいきませんでした。
今、”あの頃と同じことをやれ”と言われても100%不可能に近い状態ですね!体力的に、当たり前ですけど。
でも、あの頃はあの頃で、常に子供のために何事も一生懸命にやれていたという自分達の頑張っていた姿が懐かしく思えます。
『パパ~~、ママ~~」が口癖だった子供達も成長し、おそらく今では、
「たまには一緒に、お祭りでも観に行く?どう?」
なんて誘ったところで、
『そう思うんだったら、事前にアポ取って!』
などという非情な返事が返ってきそうで、怖くて聞けません(笑笑笑)
先ほど、娘とその友人を祭礼が行われている近くまで車で送って行ったところ、初日のあの時間帯で駅の近くが大渋滞でした。
久しぶりの開催で、お祭り好きにはたまらない数日間になりそうですね。
迫りくる台風が心配ではありますが、いい思い出づくりが出来るといいですね。