しばらくぶりで診察に行った皮膚科のお医者様の話

先日、昨年の真夜中のBSショッピングで購入し、使うのをだいぶ楽しみにしていたクリーム（顔用）に変えたとたん、肌に異変が。

やや違和感を覚えながらも、しぶとくその後も使用を続け、2～3日が過ぎた頃、あごの所に出来た赤い湿疹が徐々につながって、まるでオーストラリアの地図のように、あご一面に広がりだし、かゆみと痛みを伴うようになり（泣）、さすがに観念して皮膚科へ行くことになったわけです。

この皮膚炎の原因となったクリームのお話は、長くなるので後ほどお聞かせしたいと思います。

で、そのかかりつけのお医者様と言うのが、この辺りではちょいと有名な先生で、その理由としては、患者さんへの接し方が独特なのです。

現在までで私の中にインプットされた情報では、ウ～～ン、マイナスな情報の方が断然多いような感じかな～～～。

診察の仕方が、ややぶっきらぼうな感じで、そうですね～～～、よそ様からよく聞く話でいうと、

”知ったかぶり”な患者さんに対しては、そうそう！ろくに医学的知識のない一般人の私たちが、うかつに医学的な専門用語なんて口にしたら、即座に一喝されちゃいますよ。（←経験者の私も語る　笑）

思えば、娘が乳幼児の頃に、クリームを塗っているのにも関わらず、ほっぺたが赤くガッサガサになり、ホトホト心配になり、受診することに。

診察室に入り、娘の頬を見せ、開口一番

「先生、これってアトピー性皮膚炎ですか？？」と私。

今考えると、極めて気に障るような、うかつな質問をしてしまったと反省。

えっ？その後の先生の反応ですか？？

手帳らしきものをペラペラとめくりながら、

「え～～と、あなた〇月〇日、時間取れますか？□□大学？でアトピー性皮膚炎の学会がありますので、一緒に行けますか？？」と聞かれ、

『すみません！その日は仕事なので無理です。ごめんなさい』

と謝り、その後は、いくら鈍感な私でも、”あ～～、私いま下手なこと言っちゃったんだな、恐らく・・・”と感じとり、落ち込みました。

だって、帰って来てからですもん、そのお医者様に関しての評判を近所の人からきいたのは。

そして、その後も、ドジな私は携帯の電源を切るのを忘れ診察室に入り、当時のガラケーの着信音の♪ショパンの英雄ポロネーズ♬をガンガン流してしまい、慌ててバックの中から携帯を探しだし電源を切るも、先生は、その後もしばらく指揮者のような大げさな身振り手振りで、着信音に合わせて歌い続けていたことがありましたっけ　（笑）（この時　怒られなかった）

あと、いつぞやは・・・・と、ここまで読んでいただき、察しが付いたと思いますが、その後もずっと現在に至るまで、私のかかりつけの皮膚科となっているのです。

それで、数年ぶりに、今回の”あごのかぶれ”を診てもらおうと、診察時間を確認すべく、携帯で検索してみると、同時に口コミサイトなるものが・・・。

ほうほう、どれどれ・・・、と、見てみると、ある程度の想像はしていたもの、思ったよりも？！だいぶ散々な書かれよう。

「あの先生、こんな事本当に患者さんに言ったの？？」と思う事や、診察を受けた患者さん達のうっぷんが長々とコメントされていました。

あっ、もちろん、中には先生に感謝していたり、名医と褒めたたえる様なコメントもありましたよ。

その後、気を取り直して診察を受けに行き、軟膏を貰い、一週間後に経過を見せる事になりました。〈そのクリームは使わないで！と言われました　当たり前か（泣）〉

診察室を出る間際に、

『金曜日は比較的すいているから待たないで済むよ」と声をかけて下さったり親切だったりもするんです。

初めて診察を受けてから、親子ともども20年以上になりますが、たぶん、これからも先もお世話になるつもりでいます。

SNSが普及した現在は、どんな職業に対しても、様々な人々が自由に意見や考えを発信できる世の中です。

なので、あの皮膚科のお医者様も、自分に対してどんなコメントを書き込まれているのかは、知っているはず・・・。

んっ？？え～～とっ、あっ、あの先生なら

①万が一、見たとしても、（口コミなんて）微塵も気にしていない。
②興味がないので、最初からそんなの（口コミ）見ていない。
③一応は気にして参考のために（口コミ）を見るが、断固として自分のやり方を貫こうとする。

の３つの中に答えはあるのかな～～～？（あくまでも私の想像です）

いやっ、あの先生の事だから、例え答えを10個に増やしたとしても

その中にあてはまるものはないかも知れませんね。初志貫徹っぽい（←勝手に決めてる）

だって、あの名物先生だもの～～～。　笑笑

以前に、夕方のスーパーマーケットの入り口付近で先生を見かけ、手に下げたビニール袋から、ニョキっとネギがはみだしているのを見つけ、すれ違いざまに

『先生、今日の夕飯は鍋ですか？？』

と、まるで友達に声をかけるような私の問いかけに、

「おう！」ときさくな先生。

あれれ？？　ちょっと待って！もしかして、どっちもどっちってこと❓