とんだカメラマン

先日の、娘の旦那様の誕生会での事。

本来ならば、こういった時には外でパ――――ッとお祝いしたいところですが、

こんな時期ですので、色々とテイクアウトするなどして準備。

こうなると、上げ膳据え膳ともいかず、”なんだかなぁ~~”という気持ちになってしまう今日この頃。

子供たちが小さい頃のような、「かあちゃん、(あっ、我が家はママ呼び)美味しいもの沢山作るから、待っててね!」というような、意欲は何処へやら (笑)

まったく人間楽を覚えると、こうなる場合もあります。

既製品(お寿司と、チキン)+サラダ+夕べの残り物をちゃっちゃと並べてカンパ~~~イ。

うんうん、美味しい 美味しい とムシャムシャ 

ひとしきり平らげたところで、お待ちかねの”ケーキ”

部屋を薄暗くしての、バースデーソング♬ ♪からのロウソク吹き消しの儀式

昔から好きなんだなぁ~~、この瞬間❕ 何だかはしゃいでしまう。フフフっ。

が、今年のこの瞬間は、いつもと違いました。

なぜだか、すっかりカメラマンのスイッチが入ってしまった主人。

写真を撮るときに、部屋の照明加減や、ケーキの向きのアングル、娘夫婦のポージングまで注文を付けだす始末。

「床がむく板で、色の味わいが良い」とか言い出したので、

『え~~~~っ!さすがにケーキを床に置くなんて良くないよ』と私も反抗。

その後も、薄暗い中で笑い転げながら、何だかんだで色々な注文に答えながら写真を撮られ続けている娘夫婦。

冷静に考えると、注文をつける主人もそうだけど、言われるがままに従っている娘夫婦もね~~~、でも、何だかんだで笑えるひと時でした。

後日、娘にラインで送ってもらった当日の夜の写真。

何枚か撮った写真の中に、二人の間で両手ピースで満面の笑みを浮かべている私が・・・、まるでろうそくの炎の上に浮かび上がる背後霊のよう(怖)

すごーーーく楽しみにしていたのに(泣)(泣)

皆さんにお見せ出来ないのが残念ですが、床に置いたケーキを挟んで、床に寝転ぶ娘夫婦の姿。

”これから先も色々あると思うけど、この笑顔を忘れずに、幸せな家庭を築いていって欲しいな”と思いました。

その後、楽しみにケーキを頬張ると、溶け落ちて固まったろうそくを口に含んでしまって、異物感にびっくり仰天!!

あんなに長時間、写真撮ってるからでしょ~~よ!!

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