やせ我慢もほどほどに・・・

『またまた、肉の話かい!』と思われるかもしれませんが、聞いて下さい。

私にしたら、ごくまれにみる大ごとの部類なので。

先日、娘と行ったスーパーで買って来たステーキ肉。

当日、一枚を主人と半分こして食べ(何だか貧乏くさい? 笑)、大切に残しておいたもう一枚を、解凍し、その日の夕食にスタンバイ。

もちろん焼くのは食べる直前で、焼き方は主人は”よく焼き”(いつも)、私はいつもは”ミディアム”ですが、今回は、”ミディアム・レア”ぐらいで行ってみましょう!!と。

またまた、一枚を半分に切り分け、フライパンへGO!

驚くほどの油はねにもめげずに、裏返してほんの数分でやや早めに私の分はお皿にON.

残された主人の分は・・・、白い煙とはねる油に我慢できずに、蓋をしてそれから数分のよく焼き状態。

”あ~~~あ、こんなにコンパクトになっちゃってかわいそうに~~”な感じ。

私の方は、肉の表面に血がうっすらと浮き上がって来ていて、いかにも”肉❕”って感じがして、うんうん・・いい感じです。

あっ、想像して気分か悪くなった方がおりましたら、ごめんちゃい。

市販のステーキ〇のタレをかけ、ナイフとフォークを両手に持ち、元気に

『いっただきまーす!!』

と、ギコギコギコ・・・ん?あれっ?レア状態過ぎて、なかなか切れない

ギコギコ・・、やっと切れた!だけど、何だかぐにゃぐにゃになっちゃって、

見た目がちょっと・・・。

口にするも、いつまでも噛んでも、ぐにゃぐにゃで嚙み切れない(泣)

一口目は思い切って飲み込んだものの、何度食べても嚙み切れないし、いよいよ飲み込めない・・・、どうしよう~~~!

だけど、食べる前にさんざん大口叩いてしまっている手前、今さら、引くに引けないよ。

「だいたい、お肉はこれぐらい生の方が、本来の味を楽しめるんだからね」とか、

「見てみて、私のめちゃくちゃ美味しそうに焼けたと思わない??」とか。

口をもごもごさせながら、切った断面をまじまじと見ると、まるでマグロの赤身の様で、想像していたよりレアのレア、”これはさすがに無理かも”と、断念。

やせ我慢もついに限界に達し、口の中で嚙んでいたものを、テッシュの中へ(失礼しました)

「もう無理。コレもっと火を通した方がいいよね?おかしいな~~、ユッケは大好きなんだけどな」と私。

『そうした方がいいよ。っていうか、ユッケとはまったく別だろ』と主人。

ごもっともです・・・。なんだろう、このじわ~~っと来る敗北感。

半分ほど残ったお肉を、レンジでチン!あ~~~あ、こんなに縮んじゃって。

気を取り直して、ギコギコ切ると、おお~~、切れる切れる (笑)

少し硬いけど、まあまあの味、すったもんだでご馳走様でした。

それにしても、あのままやせ我慢して、食べ続けていたとしたら、まさかの”ステーキ嫌い”になっていたかもしれないかもしれません。

だって、あの時の、お肉のぐにゃぐにゃした食感、今でも思い出せますもの。怖っ。

あっ、でもよ~~く考えてみると、その可能性は無しですね。

だって、モグモグしていても、その後ゴックンできない状態まで追い込まれていましたからね、あの時の私(笑)

皆さんも、これを参考にしていただけると幸いです。

万が一、こういった事態に遭遇した場合には、やせ我慢せずに、とっとと白旗を上げちゃってください。

チャンチャン

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