花月(はなげつ)二人歌謡祭
主人が日帰り出張と言う事で、夕方から出掛ける気マンマン。
よぉ〜し!今日は花金(はなきん)ならぬ花月(はなげつ)だぁ〜
もちろん、相棒はいつものカラ友(カラオケ友達)
彼女も平日は暇らしく、話は簡単!もちろん誘いに乗ってくれます。それを知ってて白々しくお伺いをたてる私は罪な女、ケケケッ
家族の夕飯の用意をチャチャっと済ませと言うか、
ごめんなさい、今回はほか弁と、コンビニおでんを調達してしまいました。すんませ〜〜〜ん。
ですが、ここで言い訳させて下さい。
私達には残された時間が無いのです。
なんせ、電車で帰ってくる主人の駅までのお迎えの時間までがタイムリミット!
さすがの私も、“帰りはタクシーで宜しく!“
などとは言えませんよ、まだ今は…数年後は不明
ですから、それまでに一曲でも多く歌いたいのです。
とは言うものの、ウチの家族は買い弁なのに、しっかりと私達は回転寿司でお腹一杯食べてしまったのです。
やっぱり私って罪な女、と言うよりは、神経かなり図太いですねー 笑笑…
ふと時計を見て、ビックリ仰天
「うわぁーー!時間かけすぎたぁ〜〜!」
「予約入れて回転寿司にした意味ないじゃん!」
と、早足で店を後にし、そしていざっ!カラオケ店へ入店。
受付をし、もちろんフリータイムでしょーー、ここは。
飲み物と、ソフトクリーム(食べ放題)を手に、いざっ!案内されたルームへ
『んっ?壁薄く無い?お隣さんの歌声が良く聞こえる気が…』 まっ、いいか 多分若者だなこの声のツヤとハリは
別に聞き耳を立てているわけではないけれど、自然に聞こえてくる曲が二人もとチンプンカンプン
きっと、お隣さんも チンプンカンプンだったでしょうね、おばさん達の曲
なんせ、私達の歌う曲と言ったら、1980年代前半から1990年代後半くらいまでだもの。
最近の歌は中々覚えられないけど、昔の歌って忘れないんですよね〜、ホント耳に焼き付いてて。
あっ、連れは何曲か最近の歌、歌ってましたけどね。
参加人数たった二人の歌謡祭なもので、自分の番が終わったら、すぐさま次の選曲をしなければなりません。ドリンクで喉を潤おしながら、ひたすら4時間歌いまくり、あっ、拍手とか一切ないです、いつも。
途中、いい気持ちで歌っていると、後ろで何だか、けげんそうな顔してる…何?なんかおかしい?
普通に気になったもので、間奏のところで、
『なに?』と、聞くと、
「ねぇ、この曲ってこんなだっけ?」
『うん、そうだよ!』と、私。
『違うよねーーー?絶対に違うよ〜』
『え〜〜、じゃあ、どんなんだっけ???』
二人とも、宙を仰ぎながらメロディを振り返り…
『!!!、あっ、わかった!、サビのところがバックコーラスの音程になっちゃってるからだ!』と私。
それから顔を見合わせ、2人ともソファに寝転び大爆笑で、歌どころでは有りまんでした。
なんだかんだで歌いまくるうちに、お迎えの連絡が。
あーーースッキリした♩♫♪
ハイハイ、お迎えにあがりますよ。
よくよく考えたら、花月・花火・〜花日までいつでもオッケーですよねっ。ムヒヒヒッ
しかしながら、翌日カラ友と顔を見合わせ、
『まだ、火曜日だよ…、まだまだ今週長いよ…』
「やっぱり、今度はせめて水曜日くらいにしとこーか」
と、何故だかハモッた。
もとい!これからは、花水から花土までと言う事で!笑笑
あっ、ちなみに私のしくじった曲はと言うと、
中島 みゆきさんの “浅い眠り” でした。