数年前からこんにちに至るまで、テレビのニュースや新聞で、毎日のように

取り上げられているオレオレ詐欺！色々な施設にポスターの張り紙がありますが、一向に無くならないのは何故でしょうか？

“私だけは大丈夫！”　“もっと慎重に判断できたはず”　“誰かに相談すれば良かったのにね・・・”　　などどいった自信？過信？が災いするようです。

そういう私は最初から、全くもって自信がないタイプに属しております。

その私がですよ～、そういう私がこの度遭遇してしまったのです。

 

仕事中、実家に頼んでいた事があった私は、、電話で確認することに・・・

いつも電話をかける際には、腕を伸ばし最大限に手を突きだしてダイヤルを

ピッッポッパするのがいつものスタイル。

何故ならば、目の前のパソコンの画面の左側の上の方に電話を設置してあるので、

この際なのでカミングアウトしてしまいますが、ダイヤル間違い、すなわち、かけ間違えがちょこっと有ります。

なので、この日も実家にダイヤルした際に

○○○○ー○○ー○○○○○　　お気づきでしょうか？一桁多い事に・・・

そうとは知らない私は、受話器の向こうの

「はい、もしもし」との声に、開口一番

『お父さ～～～～ん！』

あれ、ちょっと声かすれてる？？と感じ、電話機のナンバープレートを見て

あっ、やっちゃった！！と、後悔するも、すかさず電話の向こう側のオジちゃんが

「お金なら有るよ～～～～」と・・・へっ？

『スミマセ～～ン、間違えました～～』と、弁解するも、更にもう一度

「大丈夫？お金なら有るよ～～！！」と。

『いいえ！間違えましたので、スミマセン！』と、即座に電話を切りましたよ。

何？何なの今の・・・何だか気持ちの悪い電話だこと・・・

そこへちょうど帰って来た事務員

『気持ち悪い電話だった！すごーーく気持ちの悪い・・・』

不思議そうな顔をしているので、

『あーーーでーーー、こーーーでーー』

ど、一通りの事を説明。すると、急に声を粗げ

「やだ～～！それオレオレ詐欺だと思われてるよ～～」

『・・・・・・　　何で？』

「だって、オレオレ詐欺ってそういう感じ何じなんじゃないの？？？」

『・・・・・・・・・、え～～～～っ、詐欺やる方？！ヒドーーイ！』

って、そう言う問題では有りません。

『てっきり援助交際か何かかと思った～～』

「そんなはずないじゃん！どっから来るの？援助交際だなんて　笑笑」

そっかぁ、そーーゆーーことね。

それにしても、あのオジちゃん、ちゃんと電話がかかってきた来た場合の対策を考えていたんだね。感心　感心。

 

そして夕飯時、この話を隣で聞いた娘がボソッと一言。

「ママ、通報されなくで良かったね」

 

そうだよね、確かに・・・ヤバかったかも。

そんなことになったら、シャレにならなかったわ・・・。