何でもよく切れます

先日、ベーグルを買いに行った際に、ノリで買ってしまった包丁のお話。

あまり、キッチングッズには興味の無い私ですので、たいていの場合はそういうお店はスルーなのですが、少し前から、いやっ、だいぶ前から主人は ”よく切れる包丁” が欲しかったようでした。

うちは、たまに主人も料理を作ってくれるので ”切れ味が良くない包丁” が 気にかかってた・・・のは知ってました。

私はというと、「こんなもんかな・・・?」くらいにしか思ってないもので、切れないなら切れないなりにコツを掴んで、それなりにこなしていたわけです。

店内には、カラフルな重~~~い無水鍋?やら、重~~~いフライパンやらが沢山並んでいて うんうん オシャレな感じ、だけど、使う時にかなり力いるだろうな、などと考えながら店内を物色。

セール品のディスプレイもあって、

「ふ~~ん、包丁研ぎとセット販売なんだ・・あっ、でも結構値段するな・・・」と、客観的な目で見る私と、ガラスケースの中の

更にお高い感じの キラッと光を放つ包丁に見入る主人。

心の中で〈そんなに見てたって買わないよ~~~〉と

心の中で呟く私。

そこへ 自然の流れで店員さんが接近、さりげなくアドバイス。

何でも、刃渡りの長さや握った感じが大切だそうで、あっ、箱から出してる!

大丈夫ですよーーー!!そこまでしてくれなくても。それに、二箱も開けてくれちゃって、売り物じゃないの?それ!大丈夫?

あっそっか、握って比べてみてって事ね! そこまで言うんなら どれどれ

「あっ、握った感じ全然違う! こっちの方が全然良い~~、切りやすい~~。」

『おススメですよっ』

しばしの沈黙・・・。

チョット、待って!これって、完全に購入する流れじゃん!えっ?そうなの?

そーゆ―事なの?教えて誰か・・・。

横にいる主人の顔を見上げると、やや嬉しそうな表情を浮かべていて。

「じゃっ、これにします」

ホラ、言っちゃった・・・でも、買うしかなかったよね、この流れ・・・。

いつも、余計な口は叩く癖に、肝心な時には吐き出せないんです、一言が・・いつもこう、いっつもこう。

でも長い目で見れば、安い買い物でしょ!一年365日、一日(ほぼ)3回 お世話になるんですもの。

そうだ、そうだ!

食べ物には意外と”サラッと”お金を遣うけど、変なところでケチる習性、そう言えば、前に友達から言われましたっけ、「変なところ、ケチ」って フフフッ

とにかく、買ったからには大切に使わせて頂きますね!

それはそうと、こういった時に主人が必ずいう言葉が

① 切れるから、手まで切るなよ!〔刃物を新調した時〕

② 割るなよ、そっとな[お気に入りの陶器のコップ<晩酌様>を新調した時〕

ハイハイ、わかってますよ、常々、取り扱いが少々荒っぽいことくらい(笑)

それにしても、この包丁 切れます!切れます!気持ち良いくらい。やっぱり、

お値段だけありますね~~~。ちゃっかりと感激

 

そして、時は二日後の昼食の準備中

切れました 切れました あたしの親指の第一関節付近の皮膚が・・・。

ジャージャー麵の麵の下に敷くキュウリの千切りを作っていて。

ほんの少しでも結構痛い、血もなかなか止まらないし、まだ、途中なのに・・・

言いたくなかったけど、やむを得ず主人に言うと

『ホラ、やっぱり!』

「しょ~~~がないじゃん、やっちゃったんだから」

ここまでは、想定内の普通の会話ですよね!でも、この先は違ってて(笑)

「だいたいが、猫の手じゃ無いからだよ」 と主人。 はっ?にゃぁ~~~こ?

あっ、そう!そうなんです、私は左手は癖で猫の手にしないのです。

でも、これって、料理をする主人だからこその、アドバイスですよねー。

こっちが、「痛い痛い」言って、凹んでるっていうのに。

でも、途中からバトンタッチして続きを作ってくれたので、文句言えませんけど。

 

皆さんは、包丁持つ時に、左手はちゃんと “にゃんこの手” にしてますか?

 

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